第826号 コロナウイルスパンデミックとSDGs、そして人本経営

第826号 コロナウイルスパンデミックとSDGs、そして人本経営

コロナウイルスパンデミックとSDGs、そして人本経営


3月20日、BSテレ東で『SDGsが変えるミライ~小谷真生子の地球大調査~』が放送されていました。コロナウイルスパンデミックに関連して悲観論一色のうんざりする報道が多い中で、この日の番組は建設的で思わず「これを待っていた」と食い入るように見入ってしまいました。こういうところがSDGsの魅力なのだと改めて感じました。コロナウイルス退治には時間がかかるでしょうが、これを機会に自分さえよければいいという世界に決別して、SDGsがもたらす恩恵で世の中が明るくなるよう反転させていきたいと改めて強く感じました。

田瀬さんは、新型ウイルス、パンデミックについて、SDGsでは目標3「すべての人に健康と福祉を」において想定・予見されている事案としていましたが、SDGsは、すでに出血して輸血が必要な外科手術を行うというものではなく、そうした手術が必要ないように予防的で、変化に対応できるような底力をつけておくための取り組みであると解説されていました。

そして、平時、この度のような有事があったときに影響が及ばないようにSDGsを実装しておくことが、企業経営においてレジリエンスを強化し、底力を蓄える源泉になると明言していました。

※レジリエンス…組織が存続し繁栄するために、漸進的な変化や突然の混乱に対して予見、準備、対応、適応する能力

番組では、終始、中長期的な視点で物事をとらえていくことの重要性が強調されていて、明確にビジョン示し、理想のゴールから逆算して行動していくことで永続的に続く企業体になると啓発していました。

■ダブる人本経営の姿

まさしくその通りであると感じました。そして、普段から年輪経営を意識し、遠くをはかる経営を実現し、コツコツと世のため人のために事業を磨き上げ、社員との相互信頼感を築き、顧客に愛されて収益性を確保し、結果、自己資本率を高め、この時のために内部留保が潤沢に確保できている人本経営成功企業の姿がそこにダブりました。

この先の状況の変化を見守っていく必要があるでしょうが、今のところ、当方で認識している限り、自粛蔓延で短期かつ直接的に影響が及ぶホテル業のような業態を展開している企業はともかく、過去のいくつかの大きな変化に際して、人本経営で生まれ変わっていることで、今回のコロナショックについては右往左往しておらず、微動だにせず平静を装っている会社が多くなっていると実感しています。これはとてもうれしいことです。改めて人本経営は強い経営だと皆さんから教えられています。

番組では、さらに長期に安定していくことを取り組んでいる企業にESG投資が誘発され、巨額なマネーも流入してくるといった展開になりましたが、これには違和感がありました。マネーが集まるからSDGsをするのではないでしょう。事実は、SDGsを目指して社会的価値があがり、安定した事業を行うので投資家が集まってくる時代になったのだと思います。今回の騒動で慌てふためく世界の株式市場を見ていたら、近視眼的でしか発想・行動できない世界から、そらお金だって逃げ出したくなりますよね。

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