第825号 景気は「つくられるもの」ではなく「つくるもの」|2020|新SVC通信|株式会社シェアードバリュー・コーポレーション

新SVC通信

2020/03/16

第825号 景気は「つくられるもの」ではなく「つくるもの」

「人を大切にする会社」に関するトータル情報誌
新SVC通信 第825号



景気は「つくられるもの」ではなく「つくるもの」


景気は「つくられるもの」ではなく「つくるもの」―― 今、このことを意識して、悩んでもぶれずに周囲を幸福にできる企業、組織、人こそが、数年先には笑顔に満ちた存在となっていることでしょう。

日に日に、そのことを強く感じるようになってきました。

景気の気、その大本はなんといっても「元気」しかありません。特にリーダーやトップという、周辺により影響を与える立場にある存在が、下を向かず、前を向き、元気に行動していくことこそが重要です。勇気をもち、勇気を与えていきましょう。

バブル崩壊、阪神大震災、リーマンショック、東日本大震災等々、過去にも「これはお先真っ暗だ」と震える時を何度も経験してきました。けれども、あせらず、あわてず、あきらめなかった企業や組織や人は何度も困難を乗り越えてきました。今回のコロナショックも必ず乗り越えていくことが出来ます。

■関係の質を高める最大の好機が訪れている

「ピンチはチャンス」とはよく言われていることですが、まさに平時ではない有事の時こそ、そのチャンスは最大限に高められて到来しているのです。

今こそ、人本経営を骨の髄まで浸透させる好機となっています。

考えてみてください。倒産やリストラ、内定取り消しといった人を大切にすることとは真逆な事案が増えていることを連日ニュースで報道するようになってきました。

今、社員の皆さんはどんな気持ちでいるでしょう。

「うちの会社もそうなるのだろうか」

不安が募っているであろうことは間違いありません。ここで経営者がどういう行動をとるのか、文字通り命運を握っているといって差し支えないでしょう。

「緊急事態について、皆に話したいことがある」と全員を集めて、今、考えていることを伝えていくときです。リーマンショックの時にあった実話を紹介します。その経営者は社員を集めて語りました。

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「今、不景気で人を切らなきゃいけないといういろいろな話が出ているが、うちがもしそうなったらどうするかということだけ、みんなに伝えておく。

人を切らなきゃいけないぐらい業績が悪くなってきたら、まず幹部、自分を含めて、当然給料を全部なしにする。みんなは半分ぐらいもらっておかないと住民税も払えない、自分はゼロでいい、心配するなと。

それで3割社員を切らなきゃいけないとしたら、その時はみんな、30%給料をカットさせてほしい。わたしたちは家族だろう、ここから3分の1辞めさせるって、みんな考えられるか?仲間だろう、家族だろう。だったら自分の分が3割減っても、仲間を残してくれって言うだろう、私もそう言う。だから、それが○○という会社だ。

仮にそれでも最後に切らなきゃ、誰かを辞めさせなきゃいけなくなった時は、自分が先に辞めるから。その時は、もう会社がつぶれた時と一緒だ。つまり誰かを切るという時は、もう会社じゃなくなった時だ。」

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本気で人本経営の重要性を感じている経営者であるならば、表現の仕方はともかく、同様のことを心の底から、不安におののく社員一人ひとりに向けて語り伝えることが出来るはずです。
このメッセージは、200%社員の勇気に火をつけるはずです。涙する社員も少なくないことでしょう。その姿を見て、また人本経営者としての矜持が胸に去来するはずです。

一つにまとまることで、火事場の底力が出てきます。この困難を乗り切るのは、一人ひとりの社員のやる気以外にありません。そして、それこそが人本経営です。

■大丈夫、なんとかなる

売上減少のダメージからキャッシュフローが行き詰まり、したくもない借り入れ手続きの奔走をしなくてはならないなど経営者としては不本意な仕事をする時間も多くなるかもしれません。けれど、ここで倒れてしまっては、身も蓋もありません。近視眼的にならず、泰然自若と「みんなよく頑張ってくれたおかげで、ますますいい会社になりました!」と、今こそ1年後の予祝をしましょう。

「大丈夫、なんとかなる」―― これは人本経営実践講座大阪2期生、ヒグチ鋼管の樋口浩邦社長のモットーだそうです。最高ですね。


【SVCからのお知らせ】――――――――――――――――――

★『人本経営実践講座2020』好評受付中!
開催日:【東京第7期】2020年4月22日(水)~/【大阪第6期】2020年4月25日(土)~
カリキュラム刷新!
人を大切にする人本経営の伝道を天命にしている小林秀司が入魂する10か月。
株式会社シェアードバリュー・コーポレーションが絶対の自信をもってお届けする「いい会社」の実現を叶える学びの場です。
小林秀司からのメッセージです。
「カリキュラムを刷新し、さらに実践性を発展させました。必ず、参加してよかったと感じていただきます。2020年代を経営者、リーダーとして自信に満ちて歩んでいけるようになります。どうか貴重な時間を私たちに賭けてください。」

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