第1115号 年頭所感~人本経営伝道の専門家としての集大成を築く

第1115号 年頭所感~人本経営伝道の専門家としての集大成を築く

明けましておめでとうございます。本年も当通信をどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、はっきりと企業経営の明暗が分かれる年でした。そして、今年はさらにそのことが明確に世に知れ渡ることになってくるに違いありません。企業経営に関わる人々を徹底的に幸せにしている会社と社員を第一に考えられない会社の差が顕著になってくることでしょう。

予想1 ジョブ型雇用に走った著名企業の破綻

これは早ければ今年、ニュースになるだろうと感じています。すでに当時の政府の新しい資本主義実現政策にのり、2020年頃からジョブ型雇用を導入し成果主義の色を濃くした著名企業でその後業績が改善されず、大量の希望退職という名のリストラを仕掛けているというニュースが報じられています。いわゆるジリ貧という状態にあって、経営者がその経営責任を放棄し、ファンドに買収されるなどといった破綻ケースはかなりの確率で発生するのではないでしょうか。

予想2 黒字リストラ企業の行き詰まり

昨年の上場企業の中高齢者のリストラは1万人を超え、実施した6割の企業は黒字であると報じられていました。追い出した社員は、その後、味方になるはずもなく、下手をすると復讐心に燃えて競合他社に転職していくケースが考えられます。そうするとそれまでの強みが解消されていくリスクが潜んでいます。今年、どうかすることはないかと思いますが、時間をかけてボディーブローのようにじわじわとその企業の状態は蝕まれていくのではないかと感じます。

予想3 著名企業で幸せ軸経営の出現

一方で、完全に業績軸経営から決別し、幸せ軸経営に舵を切り、成果を見せている著名企業のニュースも多くなってくるだろうとみています。昨年も日高屋が人本経営の実践で絶好調だというニュースや丸亀製麺のトリドールが社員の幸せ実現第一に考える心的資本経営を実践して劇的な成果を出しているというニュースがすでに報じられています。人を大切にする経営は形成するまでにそれなりに時間がかかるので、ニュースになるには時間がかかります。トヨタが2010年頃から気づき変化したように、この頃から経営革新した大企業が、今年からさらに目立ち始めるのではないかと予測しております。

予想4 人的資本経営は人を大切にする経営ではないことの認識拡大

これは予想というより、願望に近いですが、人的資本経営は結局、業績軸経営の新たな手法であって、幸せ軸に進む人を大切にする経営ではなかったという認識が広まり、多くの経営者が正しく、これから持続可能性が高まる経営のあり方は「幸せ軸」であると覚醒してくれることを期待しております。どこどう考えても減り続けていく生産年齢人口という抗えない社会経済環境下で働き手に選ばれ、消費者に選ばれる経営体をつくれるのは幸せ軸経営以外には考えられないのです。

SVCの約束 人本経営に成功する企業を確実に増やします!

今年で社労士歴は、30年目となります。稀代の名著「日本でいちばん大切にしたい会社」がこの世に生まれたばかりの時に出会うという幸運に恵まれ、人本経営を知り、社労士としてこれを世に広めるために生まれ変わることを決意して、著者であり恩師の坂本光司先生に師事をさせていただいて早18年の月日が経とうとしています。当時、たった3人の坂本ゼミでしたが、先生はとことん鍛えてくださいました。そのおかげで今があります。毎年、指導先がよくなっていかれていることで、人本経営の確かさ、素晴らしさの確信は年々増しております。引き合いも強くなってきていることを感じております。幸せ軸への経営革新を人本経営の実践にて行いたいという会社に100%、その実現を叶えていただけるようこれまでの経験値を活かし、実践ノウハウをさらに研ぎ澄まします。ここから人本経営伝道の専門家としての集大成を築く所存です。引き続きよろしくお願い申し上げます。

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