第943号 社労士の方へ、今伝えたいことがあります。

第943号 社労士の方へ、今伝えたいことがあります。

社労士の方へ、今伝えたいことがあります。

人を大切にする経営を世の企業や法人に真正面から指南できる立場に、私たち社労士はいます。
信じられないほどラッキーです。

しかし、経営人事、労務の職務領域は広く、
手続き代行、労務相談、年金、助成金、就業規則、賃金コンサル、評価コンサル、、、
あまりにたくさんの仕事があり、請け負うと途端に時間とのたたかいになっていきます。

業界には、人を大切にする人本経営の指導を業としている者は、
まだまだ少ないのが現実です。

せっかく、いい職業に就いていても、「何のために」この仕事をしているか、
明確に志をもって、少しずつでも前進しないと、
アッいう間に職業人生は終わってしまいます。

今、人的資本経営というワードが瞬く間に企業に広がっていますね。
金融資本主義偏重から人的資本主義重視へというメッセージ性を強く感じます。

15年前から、人を大切にする人本経営の重要性を訴えてきた立場としては、
ようやく社会が追いついてきたかという感覚です。

しかし、「人的資本経営」と人本経営は似て非なるものです。
人材を資本と位置づける「人的資本経営」に対し、
人本経営はヒトが本位、中心、センターだととらえます。

「人的資本経営」は投資誘発を目的としたファイナンスの問題であるのに対して、
人本経営は全てのステークホルダーの幸せ増大を目的とする永続する経営のあり方です。
目的が利益か、幸せなのかでは雲泥の差です。

「人的資本」の情報開示は、
人を大切にする人本経営を実践したうえで行うことでこそ価値があります。

このことをはっきりと経営者やリーダーに伝えていくことが、
人を大切にする経営を世に普及することをミッションにする人本社労士の
重要な役割になってきたと認識しております。

決断しなければ道は拓かれません。

人本経営ノウハウを受け継ぎ、社会に光を灯す取り組みを継承してくれる後継者に、
蓄えてきた実務の奥義を伝授したいと一念発起し「志伝塾」を立ち上げ、
1年が経ちました。

全国から、有志が集い、人を大切にする経営指南のための実務修練をしてくれています。
確実に成果が出ています。

しかし、まだまだ人本経営を指導できる人本社労士が足りません。
今、時代はますます強く人本社労士を必要としています。

そこで、さらにもう1年、共感・共鳴してくれる仲間を増やすべく、
このたび「志伝塾 season2」の入塾希望者、
ならびに「人本社労士の会」の新規入会希望者を募ることといたしました。

後継者を養成するために自分のもてる情熱を注ぎます。
以下のサイトで、昨年、塾生となられた方々の体験談の紹介や志伝塾への思い、
概要についてまとめています。

ここまで読んで、なにかピンときた方は、ぜひサイトに来てみてください。
輝かしい明日への窓口となる可能性があります。

人本社労士の会 主宰 小林秀司

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