第771号 新解釈 おかげおかげの「げ」で生きるの「げ」の意味

第771号 新解釈 おかげおかげの「げ」で生きるの「げ」の意味

新解釈 おかげおかげの「げ」で生きるの「げ」の意味

<腹がたつ>
怒ったり、おこったりしている時は腹部が反応する。違和感やストレスにより負の感情ネルギーが蓄積して反応している状態。
<頭にきた>
腹にきた怒りがカッカして頭に血がのぼっている状態。

冷静ではないので、ここで行動すると相手との関係は改善されず、ろくな結果になりません。

■頭から腹に落とす、タメ、ひと呼吸がキモ

そこで、いったん腹に収め、嫌な感覚を探して感じてみます。そして、その感情を開放するように意識するのです。数秒前のいら立ちがすっと消えていく体感ができることでしょう。それが、いわゆる「腹の虫がおさまる」という状態です。

ここまでくると、こちらの態度が変わるので、対立の構図が解消され、相手側は受け入れられていると共鳴現象が起き、関係性がよくなっていくのです。

■感情の開放が生む絶大なエネルギー

これを職場で実践できるようになると、短時間で共鳴が現象化するので、生産性に多大な貢献があるということです。

ある会社で製造部門と営業部門が長年いがみ合っていたそうですが、感情を開放するこの手法を用いて対話した結果、それまでは5~6時間かかっても結論が出なかった関係性が、わずか1時間で両者納得の結論が導かれたということです。

感情を開放した心、意識でいることで事実が見え、対立の問題点がわかり、共鳴が起き、答えが現場に現れた結果です。

前々号で、怒りの煩悩「瞋」に対する唯一絶対的な防御力となる心構えとして『口にする、あるいは手を出すという行動をする前に、必ず「間をおく」ということを習慣にしていく。むっと来た時に、間をおくというより、常に間を意識して次の瞬間を迎えていく。これが習慣になると感情は面白いくらい冷静にチューニングされる。』とご紹介しましたが、実際にこれを職場で実践し、効果があがっているのだと感じました。

■絶対受容という考え方

<受容>
芸術作品を感性で受け入れ、味わい楽しむこと
<絶対>
一切、他によって関与制限されないこと

難問、難題と感じます。物心ついてから、主観にすがって生きてきているので、これを実践するのはなかなか大変です。その実践を意識すると、多くの人本経営者が口にするこの言葉に行き当たりました。

おれがおれがの「我」をすてて、おかげおかげの「げ」で生きる

しかし、学ぶたびに、げ=下とされているので、わかるけれどどうにも違和感がありました。どうしても、下手に出てりゃいい気になりおってという感覚がもたげてくるからです。タメ、間の究極状態である絶対受容を知り、それなりに実践に成功する体験を得るようになって、ようやく理解ができました。

■げの真意

この「げ」の真意は「解」だということに気づいたのです。感情の開放が絶対受容のカギということは、解き放つ「げ」のことと理解すると明確に意味がわかりました。

ストレスは自己否定感から起きます。怒りや嫉妬心など負の感情に気づいたら、タメ、間を取り腹落ちさせ、自己受容を試みていきましょう。自己受容は怒りがスッと消えた状態です。この状態になることで自己肯定感が高まり、外部の現象にいらいらと影響受けず、バイアスのない状態、価値観ゼロの絶対受容ができるようになります。

この状態で対話を始めると、相手は受け入れられると共鳴が始まり、心を開き出してくれます。この際、相手を変えようとすることも手放し、相手との関わりを味わい楽しんでみましょう。かなり至福な時間が得られます。コツは風呂に浸かっているかの如く感情を開放していくことだそうです。

絶対受容、さあチャレンジしてみましょう。

 ◎東京講座・・・2019年4月24日(水)開講
 ◎大阪講座・・・2019年4月27日(土)開講

昨年は島根県でも人本経営実践講座が開講。これまで東京・大阪・四国・島根で合計12期の開催実績があります。参加企業は延べ96社、参加者は140名となりました。講座は10か月の長丁場ですが、2018年度生も期の中盤からみるみる良い状態になってきているのがわかりました。
人本経営を極めて「いい会社」をつくりたい――その願い、想いは必ず叶えられます。
これまでの揺るぎない実績をもとに、自信をもって2019年度生(東京6期/大阪5期)をお迎えいたします。

 ~これからの時代、中小企業が生産性を上げるためには、
  “健康経営”が大きなカギとなることをご存じですか?~

小林も参加する「元気な会社を作るプロジェクト」が主催するセミナーです。
“健康経営”を提唱した平野治氏を招き、中小企業が生産性の向上を目指す“健康経営”とは何かを語ってもらい、“健康経営”に対する理解を深め、その実践を促します。後半のリレー講演では、小林もお話をさせていただきます。
 
昨年の11月には横浜市で『健康経営認証』制度がスタートし、関心をお持ちの方も多いのではないでしょうか?健康経営を知る絶好の機会です。みなさまのご来場をお待ちしております。

 日 時:2019年2月25日(月)13:30~16:30
 場 所:新横浜ホール AB会議室
 参加費:3,000円(税込)

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