第752号 関係の質を高める「社内クラブ活動」サポート

第752号 関係の質を高める「社内クラブ活動」サポート

関係の質を高める「社内クラブ活動」サポート

社員意識調査を行うと、社員からよく出てくるコメントとして「営業と現場の部署間での情報の共有が図られておらず、関係性があまりよくない」というものがあります。日頃、顔を合わす機会のない社員同士の交流を促進していくことは、生産性面、よい企業風土づくり面、どちらにも重要な経営課題であると考えられます。人本経営の実践企業では、この課題に対して対話の機会の量を増やすために、朝礼に力を入れる、社員旅行などの社内イベントを行う等の工夫をしていますが、ユニークな施策として社員同士が仲良くなるためにクラブ活動をサポートしている会社があります。

■未来工業をベンチマークして社内クラブ活動を実施

■現在、8つのクラブが活動

業務外にやりたいことを提案し、部員を4人集めればクラブが発足できます。1ヶ月に1度は活動することを条件に、活動費として1クラブにつき毎月1万円が支給されます。

現在、次の8つのクラブが活動しています。

もっとも活動が活発なのが卓上遊戯倶楽部で、自称「アソブ」。この部では、世界中のボードゲームを学び、実際に遊ぶことが活動内容です。ボードゲームは頭を使い、顔を合わせて会話し、初めて会った人とでも年齢性別関係なしに遊べるので、仲良しになるにはもってこいだということです。

■クラブ活動での変化

クラブ活動をしている社員からはこんなコメントが寄せられています。

「けっして会社で仕事をしているときには見えることのない一面が見えて、相手との距離感が一気に縮まった。」

「そのメンバーの人となりの新たな発見があった。」

「クラブ活動でその人を知ることで、仕事の中では、こんな伝え方がいいかなと考えるようになり、コミュニケーションがとりやすくなった。」

「クラブ活動中は、みんな絶対に笑う。これがとてもいい。本当にいい笑顔になるのです。」

「部活がある日は、モチベーションが上がります。残業しないように効率よく仕事を切り上げようとしている自分がいます。」

「会社に行くことそのものが、楽しくなった。」

まさしく、関係の質がとてもよく高められているということがうかがえます。働き方改革で残業削減を実施している職場が増えきていると思われますが、減った残業時間に、社員が好きなことに夢中になれるようなクラブ活動のサポートをしていくことは、これから思いのほか会社の風土を改善していくことに貢献していくのではないでしょうか。これもまた費用対効果を考えれば、真剣に実施する価値がある人本経営の取り組みといえるでしょう。

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