第1090号 幸せ軸の理念経営 2025年模範モデル

第1090号 幸せ軸の理念経営 2025年模範モデル

経営者が幸せ軸経営に舵を切ることに本気になり、今日、覚悟を決めて実践していくことが人本経営のスタートです。つぎに、その意志を経営理念に反映させていきます。視察回数900社、指導回数180社の経験を踏まえ、世の中に明らかに幸せ軸経営が求められている2025年、模範的な幸せ軸の理念経営を示してみることに挑戦します。

幸せ軸の経営理念

全社員が幸せになる企業風土と文化を醸成し、家庭円満である社員がやりがい、働きがいを心置きなく向上させて仕事に向かうことで、一人ひとりのお客様の満足を高め、ファンを増やし続ける会社になる。

<解説> 理念すなわち目的は、関わる人々の幸せ実現と増進です。まず第一に経営にとって一番近い距離にいる全社員が幸せを実感できて仕事に向かう土壌を形成し、いい仕事ができる環境をつくり、仕事を通じて結果としてファンづくりを持続できる会社にしていくことを理念に込めます。

社是

社員に笑顔を 会社に輝きを 社会に愛を

<解説> 理念を一言で表現していくのが社是。これを示すことでなお一層の共通認識を図ります。

ビジョン

〇社員が胸を張れる会社

〇お客様にコストでなく魅力で選ばれる会社

〇業界全体をよくしている会社

〇老後を安心できる会社

〇家族が安心できる会社

〇子供を入社させたくなる会社

〇社員が持ち家をもてる会社

〇障害があっても働き続けられる会社

〇死ぬ時にこの会社に勤めてよかった思える会社

<解説> 理念を実践していくと、やがて近い将来、現実化してくる会社の未来像を可視化して言語化されたものがビジョンです。誰にとってもこんな会社だったら幸せだという目指す会社を表現しています。定評のある四国管財を参照しています。

ミッション

目先の利益に目を奪われず、100年先にも企業が存続するための経営の舵取り・決断を今日すること

<解説> 理念を叶えていくために決して忘れてはいけない使命(ミッション)を言語化します。

経営方針

  • 社長はじめ全社員が人本経営を学び実践し続ける
  • 無理な成長を追わないが、確実に年輪を重ねる
  • 敵をつくらない
  • 成長の種まきを怠らない

<解説> 理念実現のために、使命を担保するための行動指針、いわばポリシーを箇条書きしてぶれない判断軸をもち理念に沿った行動の前進を図ります。経営方針は伊那食品工業を参照。

いいと思ったら模倣していただくことは自由です。今から100人に1人を目指してください。参照

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