第742号 職場の健康・健全性を増進させるためのリストⅣ|2018|新SVC通信|株式会社シェアードバリュー・コーポレーション

新SVC通信

2018/07/09

第742号 職場の健康・健全性を増進させるためのリストⅣ

「人を大切にする会社」に関するトータル情報誌
新SVC通信 第742号



職場の健康・健全性を増進させるためのリストⅣ



引き続き、職場の健康・健全性を増進させるためのリストの解説をしていきます。最終回です。

[特定の人に仕事が偏っていると感じることはない]

特定の人にしかできない仕事があり、その人に業務が集中してしまうような体制では、家庭の事情を優先できる健全性の実現が遠くなります。いわゆる「多能工化」をしていき、少なくともすべての仕事について、2人以上は業務遂行できるように人材育成していくことが求められます。

さらに、責任感の強い社員が仕事を抱え込んでしまい、他の社員の介在をさせないような事態に陥っているケースも考えられます。そうした社員にはチームワークの重要性を特に強調して伝えていくことが求められます。

[職場の安全管理ならびに整理・整頓・清潔・清掃の状態に問題はない]

職場の健全性を高めるとしているのに、労災が多い職場では洒落になりません。ヒヤリハットなど定期的にメンテナンスをして、未然に労災を防止することはしっかりとケアしていきましょう。

5Sは、いい会社では確実に実践されています。明らかに生産性が高められる活動ですから、自社なりの仕方で徹底していきましょう。その効果を実感できるようなビフォーアフターの見える化が重要です。

[休日には体を動かすといったことを意識的にしてリフレッシュできている]

オンオフの切り替えができていることも、職場の健全性にとって重要な点です。プライベートなことですから、会社ができることは限られますが、社員が好きなことをサポートする「社内クラブ活動」が注目されています。働き方改革で削減された残業時間にクラブ活動を推奨するのです。

社員が好きなことをできるのですから、会社に行くことそのものが快適になるという効果も出てくる可能性があります。

■10項目以上出来ていることが健全状態

ここまで4週にわたって職場の健康・健全性を増進させるためのリストを詳説してきました。ここでそのリスト(15項目)を再掲させていただきます。

□幸せになることが仕事の目的だと心から感じ、仲間とも共有している
□やらされ感をもたず、自律自発的に仕事が出来るようメンバーを支援している
□メンバーとの対話の時間は十分に取れている
□意見があったときいったん受け入れている(それは違うと言下に否定していない)
□挨拶は自分のほうから交わすよう意識している
□役立ちが実感できるよう配慮している(感謝状の共有やサンクスカードの実施など)
□尊敬している・目標にしている先輩がいる
□後輩の面倒をできる限り見てあげたいと思うし、その余裕はある
□プレッシャーを感じることなく、落ち着いて仕事ができている
□人にやさしく仕事に厳しく、をモットーにしている
□メンバーの家庭の事情・都合を考慮している
□毎月残業が30時間オーバーするメンバーはいない
□特定の人に仕事が偏っていると感じることはない
□職場の安全管理ならびに整理・整頓・清潔・清掃の状態に問題はない
□休日には体を動かすといったことを意識的にしてリフレッシュできている

改めてどれくらい☑が出来たでしょうか。少なくとも職場の全メンバーが10個以上☑が出来ていれば、その職場は健全性が高いとみてよいでしょう。そのレベルにまで達していないという場合には、出来ていない項目の根本的な問題を考えて、解決のための方策を考えていきましょう。

出来ることから近づく努力をすることで構わないのです。やれることからチャレンジしていきましょう。その結果、メンバーに笑顔が増えてきたり、喜んだりしている様子が見えてくるようであれば、それは正解に近づいていることを意味しています。そうでない場合は、改善のやり方を変えて試行錯誤していき、自職場らしい健全性を高める風土改革をあきらめずに継続していきましょう。



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